株式会社錦メンテナンス

浄化槽について

トラブル対応集

浄化槽を使用していると、様々なトラブルが発生することがあります。

生活に支障はないけどちょっと気になるようなことなど、浄化槽のプロフェッショナルが、皆様の疑問にお答えいたします!

臭いが気になる

①ブロワーが止まっている。

②水回りの設備不良。

建物内に臭いが上がってくる場合は、封水、トラップが破れるなどの水回りの設備不良の可能性があります。

使用開始直後は、微生物や流入汚泥も安定しないため、落ち着くのを待つしかありませんが、長期に亘って臭う場合はご連絡ください。

虫が湧いてくる

公共下水でも同じことですが、排水先には様々な虫が発生いたします。

便器の中やマンホールの蓋から這い出てくる、飛んでくるなどの被害がみられます。

そのような場面に備え、当社では「殺虫プレート」「殺虫剤」などをご用意しております。

トイレ、台所、洗面、浴室の流れが悪い

①浄化槽内部が汚泥の盛り上がりなどにより、詰まっている。

②浄化槽に来るまでの排水管や桝で詰まっている。

③各設備機器の直近の排水管が詰まっている。

④浄化槽の放流ポンプなどが作動していない。

ボコボコ音がするなどの前兆があれば早めにご連絡ください。

トイレ・台所下から逆流してきたときは、すぐに使用を止めて当社へご連絡ください。

※管洗浄やワイヤー洗浄により99%は解決いたします。残りの1%は、排水管内の劣化・破損や機械の届かないところでの異常の発生です。

※トイレが詰まったとき、軽度であればプロも使う「パッコンバー」の使用で直る可能性があります。

ブロワー(モーター)から異音がする

①ブロワー自体を抑える。

高温になっている場合がありますので、注意していただきたいのですが、ブロワー自体を抑えてみてください。

これで止まれば何かと共鳴している、もしくは内部で何かと接触している可能性が考えられます。

②カバーや周辺の物と接触している。

上記以外であれば、故障ですので、コンセントを抜いて当社までご連絡ください。

ブロワーが止まっている

①コンセントが抜けている。

②自動停止している

近日中に停電や、ブレーカーが落ちたなどありませんでしたか?

最近のブロワーは、安全のため漏電などがあった場合、自動停止するものもありますので、リセットする必要があります。

上記以外であれば、故障が考えられますので、コンセントを抜いて当社までご連絡ください。

ブロワーとは

ブロワーは浄化槽の心臓です。

ブロワーがエアー不足になったり停止したりすると、浄化機能が著しく低下し、環境汚染に繋がります。早めの対応が必要となります。

ブロワーとは

蓋の隙間から泡が出てくる

①洗剤の使い過ぎ、もしくは洗剤を変えた。

②最近、薬を服用するようになった。

③浄化槽内部での、処理段階で何らかの原因がある。

当社へご連絡いただければ対応いたします。(消泡剤など使用した場合は有料となります。)

マンホールの蓋が壊れた

①劣化による破損。

②想定以上の重量物が載った。

マンホールの欠片が落下すると詰まりの原因となります。

いずれにしても、放置しておくと落下する可能性があり、大変危険ですので至急ご連絡ください。

長期に渡って不在にする場合

原則、電源は落とさずにブロワーの作動を確保し、維持管理も継続してください。

再入居の可能性が殆どない場合は、一旦汲み取り清掃を行い、水張りをしてください。